そして、店名の最後につく“ダー”は、イサーン地方で広く使われている方言。「おいしいね」「楽しいね」などの“ね”と似た感覚で、語尾に親しみを込めて使われる言葉です。そんな故郷の方言を店名に入れることで、イサーンの人々が持つ温かみのあるおもてなしの気持ちを表現しているのです。
タイ・バンコク店のオープンから2年。故郷の味をタイからさらに世界へ伝えることを目指し、2014年に『ソムタムダー』ニューヨーク店をオープンしました。妥協のない本物のイサーンの味はニューヨーカーとそこを訪れる旅行者たちに広く受け入れられ、瞬く間に人気タイ料理店としての地位を確立。オープンからわずか1年後には、なんとニューヨーク版のミシュラン2016でひとつ星を獲得するという快挙を達成します。
その後、2016年にベトナム・ホーチミン、2017年初めには中国・北京にも進出。洋の東西を問わず、大都市で暮らす好奇心旺盛な人々はイサーン料理を抵抗なく受け入れ、日々の暮らしの中で『ソムタムダー』の味を存分に楽しんでいます。
そして今回、『ソムタムダー』はついに東京への進出を果たしました! 誇りを持って“本物”だと言えるイサーンの味を世界各国に紹介することを目的としている『ソムタムダー』にとって、多くのタイ料理愛好家が暮らすこの街は、夢の目的地のひとつでもあったのです。
『ソムタムダー東京』では、各種ソムタム(パパイヤサラダ)やラープ・ナムトック(スパイシーサラダ)、グリル、揚げもの、スープ、ごはんものや麺料理など、幅広いタイ料理をご提供します。
東京店のメニューを構成する料理の数々は、2016年ミシュランを獲得したゴーンシェフと、ソムタムダーのタイ人投資者たちによって考案されたバンコク店のメニューからセレクトされたもの。ゴーンシェフは各国すべての店舗の立ち上げからメニュー作成、その後の各店舗の味の統一までを一括してコントロールする『ソムタムダー』グループのトップシェフです。
『ソムタムダー 東京』でご提供するメニューは実にバラエティ豊か。
「ソムタム タイ カイケム」(塩卵入りスパイシーパパイヤサラダ)、「ムーローンハイ ダー」(ダー特製豚肉のイサーングリル)、「トムセープ グラドゥックオン」(豚肉の軟骨入りイサーンスパイシースープ)、「サポークガイ トートダー」(ダー特製フライドチキン)、「ラープムー」(豚ひき肉のスパイシー和えサラダ)などの代表的なメニューのほかにも、たくさんのイサーン料理をご用意しています。
もちろん、「パッタイ」や「カオパット トムヤムクン」(エビ入りトムヤム味のスパイシーチャーハン)、「パット ガパオ ガイ」(鶏肉のタイバジル炒め ジャスミンライス添え)、「クイッティアオ パッシウ ムー」(平米麺の豚肉入りタイしょうゆ炒め)など、日本でも人気のあるタイ料理も盛りだくさん。すべてのタイ料理好きに喜んでいただけるラインナップとなっています。
『ソムタムダー 東京』で、本場タイ・イサーンの料理とスピリットを存分にご堪能いただき、タイ料理やイサーン料理を今まで以上に身近に感じていただければ嬉しいです。